他者との助け合い
2024.02.28
こんにちわ。組織開発がミッションの人事グループ・組織開発室に所属しているてぃーびーです。
他者との助け合いには様々な価値があります。
この記事では、他者の助けを得ることの価値や、助けを求める際のポイント、助ける際のポイントについてまとめます。
他者の助けを得ることの価値
他者の助けを得ることは、自身にとって以下のような価値があります。
逆に捉えると他者を助けることは相手にとって以下のような価値につながるということでもあります。
- 知識やスキルの獲得
- 問題解決の促進
- 心理的負担の軽減
- 信頼関係の向上
知識やスキルの獲得
他者からの助けを得ることで、自分が持っていない知識やスキルを共有してもらうことができます。
各自が持つ知識やスキルが共有されることは、自分だけではなくチーム全体の強化につながります。
問題解決の促進
自分とは異なる強みを持つ他者からの助けを得ることで、自分ひとりでは解決できない困難な問題を解決できる可能性が高まります。また、他者に解決の協力を得ることで、それ以降に自分が出会う問題に対する解決力を高めることにもなります。
心理的負担の軽減
自分一人ではなく、他者とともに問題に取り組むことで、問題を抱え込む心理的負担を減らすことができます。
信頼関係の向上
他者に頼ることは、他者への信頼の証でもあります。相互に頼り合うことは、信頼関係の向上につながります。
他者に助けを求める際のポイント
他者に助けを求める際には、以下のようなポイントに気を配る必要があります。
- 普段の信頼関係
- 明確な要求をする
- 相手の専門知識やスキルを考慮する
- 感謝の意を表す
- 成功を知らせる
- 相互性を意識する
普段の信頼関係
助けを求める前提として、普段からの信頼の積み重ねが必要です。
ここがすべての前提になります。
明確な要求をする
助けを求める際には、具体的かつ明確に何について助けが必要なのかを伝えることが大切です。
あいまいな要求では、相手に正確なニーズを理解してもらうことが難しくなります。
相手の専門知識やスキルを考慮する
助けを求める相手がその問題や課題に関して適切な知識やスキルを持っているかどうかを考慮することが重要です。
適切な人に助けを求めることで、より効果的な支援を受けることができます。
感謝の意を表す
他者から助けを受けた際には、感謝の気持ちを表現しましょう。
相手が自分のために時間や労力を割いてくれたことを認識し、感謝を伝えることで、良好な関係を維持することができます。
成功を知らせる
助けを得たあとに結果に至るまでの時間が空く場合、成功に至った事を伝えるとよいでしょう。
自分の助けによって成功に至ったことを知ることは嬉しいことですし、支援者にとっても成功事例につながる経験を得ることにもなり、成長につながります。
相互性を意識する
他者からの助けを受けたら、可能な限りその恩返しをする機会を探しましょう。助け合いは相互的な関係の上に成り立っています。自分も他人の助けになれるよう意識することが、良い関係を築く上で重要です。
また、相手に対して直接恩返しできる機会がなかなかない場合、他の人を助ける恩送りをすることも大切です。
他者を助ける際のポイント
他者を助ける際には、以下のようなポイントに気を配る必要があります。
- 聞く姿勢を持つ
- 判断を急がない
- 自分のリソースを考慮する
- 感謝の気持ちを表す
聞く姿勢を持つ
相手がどのような問題に直面しているのか、具体的に何を求めているのかをしっかりと聞くことが大切です。相手の話を途中で遮ることなく、最後まで聞きましょう。
判断を急がない
すぐに解決策を提案するのではなく、まずは相手の状況や感情を理解しようとすることが重要です。すぐに答えを出さなくても良いので、じっくりと考えを巡らせましょう。
自分のリソースを考慮する
助けを求められた際には、自分がその要求に応えられるかどうか、自分の時間や能力を考慮して判断することが大切です。無理をして自分の負担が過大にならないように気をつけましょう。
感謝の気持ちを表す
他者からの依頼を受けることは、相手があなたを信頼している証拠です。依頼を受けたことに感謝の気持ちを表し、可能な限りのサポートを提供しましょう。
まとめ
他者の助けを得ることの価値や、助けを求める際、助ける際のポイントについてまとめました。
助け合いはこの記事で紹介したような価値があちこちで発生することになるため、最終的に生み出せる価値が全体的に大きくなります。そのため、他者に関心を持ち、相互に助け合いができる文化には大きな恩恵があります。